2009年 06月 10日
チーちゃんにまつわる話の続きです。
今日は祖母とチーちゃんの間柄について。 ほのぼのは、期待しない方がよろしくってよ。 うちのばあちゃんは、動物を触るのが上手じゃない。 自分がなでたいようにグリグリなでるので、チーちゃんはやはり憤慨していた。 あ、チーちゃんの場合、誰に対しても平等に憤慨していたのであるが。 ばあちゃんにとってのペットは家族というより家畜の延長だった。 2年前にあちらの世界へいった犬が老いてきた時や、チーちゃんが病気になった時、 悪びれることなく川に流すとか保健所へ連れて行くなんて言うものだから、 母はえらく傷ついていた。 といって、ばあちゃんは動物達をないがしろにしていたわけじゃない。 世話もよく手伝ってくれたし、かわいがってもくれた。 かわいがるってことと、生死をコントロールすることが並列してあったのだ。 チーちゃんを埋葬しに行くとき、 「最後にお別れする?」 と聞いたらばあちゃんは 「うん!」 と言った。 ちょっと意外だった。 ばあちゃんはばあちゃんなりに別れの言葉を言っていた。 わたしにはなんだかお芝居を見ているみたいに感じられたけど。 ま、それでもいーんだ(^^) なにが大切って、ちゃんと終わりを感じることだと思ったのだ。 お別れをすることが、チーちゃんからばあちゃんへの最後の贈り物で わたしはその贈り物を渡すのが仕事みたいなものなのだ。
by kaori_tochiu
| 2009-06-10 13:55
| ■(猫)チーちゃんつれづれ
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