2009年 09月 03日
1週間ちょっとかかって読みました。宮部みゆきって江戸自体の不思議な話とか、戦時中の日本へタイムスリップとか、そういうお話を書く人の印象があったので、全く異色な印象だったこの物語は意識的に避けているところがありました。でもなんとなく、読みたくなったんですよね。なんでだろ。私にとってはタイムリーな物語だったな。今まで気づいていたことと物語の中で表わされている気づきが重なったり、今自分が抱えている悩みを主人公の冒険に託してみたり、最後の数百ページでは自分も一緒に旅をしているみたいでした。ちょっと長いのが難かもしれませんが、なにかしら示唆を与えてくれる物語だと思います。秋の夜長にいかがでしょうか(^^) これは1999年から2001年まで新聞連載されていたそうです。リアルタイムで読んでいた人はどんな気持ちで読んでいたのかなぁ。作家自身もきっと終わりの分からないままに書き始めたんじゃないかなぁ。 それにしても私は本を読むのが早い方ではないので、ここのところの読書にえらく時間を割いてしまいました。時間に区切りのある映画を見る方が今はいいのかもしれません。あーでもおもしろかった。また別のを読んじゃうかもよー♪
by kaori_tochiu
| 2009-09-03 05:31
| ■本
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