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映画 「チェンジリング」
たてつづけにクリント・イーストウッド監督作品を観た。

「硫黄島からの手紙」
「父親たちの星条旗」
「ミリオンダラー・ベイビー」
「チェンジリング」
「ミスティック・リバー」
(順不同)

発端は「チェンジリング」。

チェンジリング [DVD]

ジェネオン・ユニバーサル


チェンジリングとは取替っ子という意味だ。行方不明になって数ヵ月後に戻ってきた息子は別人だった。それからお母さん(アンジェリーナ・ジョリー)の息子探しが始まる、というストーリー。実話を基にして作られた映画だそうです。

PG-12なのだ。(※12歳以下のこどもが鑑賞するには成人保護者の同伴が望ましい)
こどもがひどい目に合わされる出来事がストーリの中に含まれていて、
もし私にこどもがいたら見せるかどうかやっぱり考えちゃうな~と思った。
悲惨な出来事もさることながら、人や事物の正負が絶えず入れ替わるのが印象的だった。
さっきまで抑えつけていた権力者も、さらに上の存在から押さえつけられていたりとか。
味方だったら頼もしいけど、敵に回したらさぞ怖いだろうなぁと思う牧師さんとか。
だけどそういう強者(や弱者)の弱さを見据えつつ、
同情に溺れない姿勢は他の作品にも共通していたように思う。

イーストウッド監督の視点、おもしろいなぁ。
思うだけじゃなく仕事として貫徹しているところがすごい。
by kaori_tochiu | 2009-08-19 18:18 | ■映画
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by kaori_tochiu